読み込み中

コンテンツ CONTENTS

こんにちは。リラクゼーションサロン hotrieです。突然の激しい痛みで動けなくなる「ぎっくり腰」。その原因は単なる動作のミスだけでなく、日常生活の習慣や体の状態に隠されています。ぎっくり腰を予防し、再発を防ぐためには、原因を知り正しい対策を取ることが重要です。本記事では、ぎっくり腰の主な原因を3つに分けて解説し、予防法や動作のポイントをご紹介します。腰痛に悩む方や、再発を防ぎたい方はぜひ参考にしてください。

1. ぎっくり腰の基礎知識

1-1 ぎっくり腰のメカニズム

ぎっくり腰は、急に腰に強い痛みを感じ、動けなくなる症状を指します。正式な医学用語では「急性腰痛症」と呼ばれ、筋肉や靭帯の炎症が原因です。症状は突然現れるため、日常生活での注意が必要です。

1-2 痛みが発生する仕組み

急な動作や負荷により、筋肉や靭帯が過剰に引き伸ばされることで、炎症が発生します。この炎症が神経を刺激し、激しい痛みとして現れます。特に寒い季節で体が縮み、硬くなっている時や、腰だけでなく背中や太ももの裏側等の疲労が溜まっているときに起こりやすいです。

2. 主な原因その1:筋肉の疲労と緊張

2-1 運動不足が招く筋肉の弱体化

運動不足は腰周りの筋肉を弱らせ、日常的な動作でも負担がかかる状態を作ります。筋肉が支えられないと腰椎に直接負荷がかかり、ぎっくり腰のリスクが高まります。「昔はこのぐらい平気だったのに…」と以前行えてた動作を急にするときは要注意です。体も徐々に変化しています。軽い運動で筋力を維持することが大切です。

2-2 慢性的な疲労やストレスの影響

疲労やストレスは筋肉を硬直させ、柔軟性を失わせます。これにより、日常の小さな負荷でもぎっくり腰が発生することがあります。忙しさから疲労を我慢して放置しておき、ぎっくり腰になってしまうと返って休む期間が長くなってしまいます。動けなくなってから休むより、動けるうちに休みましょう。普段からリラックスする時間を持ち、ストレスケアを意識しましょう。

3. 主な原因その2:姿勢の悪さ

3-1 座り方や立ち方のクセ

猫背や前かがみの姿勢は、腰椎に大きな負担をかけます。背中、腰、太もも裏と筋肉が張った状態になり易いです。特に長時間同じ姿勢は筋肉が固まりやすいです。デスクワークで長時間座る際は正しい姿勢を保てないと、腰痛が慢性化し、ぎっくり腰の原因になります。力みの少ない正しい姿勢を心がけましょう。

3-2 姿勢の悪さが腰に与える負担

姿勢の悪さは筋肉のバランスを崩し、一部の筋肉だけに負担が集中します。一部の筋肉が硬くなると、その周辺の筋肉や、筋膜、皮膚に影響します。この状態が長期間続くと、ぎっくり腰を引き起こすトリガーとなるため、姿勢改善は重要です。ですが仕事上無理な姿勢を強いられることもあると思います。そういった方は定期的なメンテナンスや、セルフケアをしながら、ぎっくり腰や姿勢による疲労の予防、ケアをしていきましょう。いつもお疲れ様です。

4. 主な原因その3:急な動作や重い物の持ち上げ

4-1 急な負荷がぎっくり腰を引き起こす理由

急に体をひねったり、重い物を無理な姿勢で持ち上げると、腰に過度な負荷がかかり、ぎっくり腰が発生します。物を持ち上げる時は背中の筋肉が収縮します体を起こそうとしますが、物が重いと背中の筋肉が重さに耐えられず伸びようとします。その拮抗する力で筋肉に炎症が起きてしまいやすいのです。特に準備運動なしでの動作はリスクを高めますので、しっかり体を動かしておきましょう。

4-2 正しい動作のポイント

物を持ち上げる際は、足を開き、膝を曲げ、腰をまっすぐに保ちながら持ち上げるのが基本です。物が体から離れていると腰への負担が大きくなります。また低い位置から持ち上げるより、高いところから持ち上げる方が負担が軽減します。介護などでベッドから立ち上がる介助をするときは、ベッドの高さを上げるなどの準備を先にすると楽になります。

5. ぎっくり腰を予防・改善する方法

5-1 腰に優しいストレッチと運動

腰回りの筋肉をほぐすストレッチや、体幹を鍛えるエクササイズはぎっくり腰の予防に効果的です。毎日数分のケアを習慣化することで、腰への負担を軽減できます。腰と背中、臀部、太もも裏の筋肉は非常に影響しやすいため、腰だけでなく、周辺の筋肉もほぐしたり、ストレッチをすることが重要です。

5-2 生活習慣を整えるコツ

睡眠や食生活を見直し、疲労を溜めない生活を心がけましょう。ベッドも長期間使用していると腰回りが沈みやすくなります。体がくの字になったまま寝ていると腰に負担がかかりますし、寝返りもしにくくなります。体型に合った寝具の使用を心掛けましょう。またストレッチ等新たに習慣を作りたい時は、既に習慣化しているものとセットにしたり、器具を毎回取り出すなどの手間を少なくして、必ず目にする、すぐに取り組める環境を作ると習慣化しやすいです。出しっぱなし!と家族に怒られないよう、相談はしてくださいね。

お問い合わせ CONTACT